旅行記|散歩|KakiKakiMom's Travelog

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初めてのパリ!ルパンの街!!⑤

4日目 パリは美術品!

大丈夫、ちゃんと起きられました。
またしても、 懲りない面々!食べ過ぎて8時半にホテル出発。今日の目的はルーブルとベルサイユ。
昨夜見つけたパリビジョンの「パリ・イルミネーション・ツァー」を予約しにミュウバスセンターに寄る。
これはバスでイルミネーションの町をまわり、夜のエッフェル塔へ登り更にセーヌ・クルーズをするというものだ。今夜の〆はこのツァー!
「一寸欲張りすぎじゃない?」
「たったの6日、欲張らなくてどうするの?」歩くのだけは得意な2人連れです。  
硝子のピラミッド

あの有名な硝子のピラミッド。「いいじゃないねぇ?」と言いつつ、ルーブルもカルト・ミュゼで切符売り場の行列を尻目にすぃーっと入館。

クロークに荷物を預けて身軽になって・・・そもそもこれが大失敗。なんとフラッシュをたかなければ写真撮影OK!でした。 カメラは荷物の中だよぉー。

そもそも昨日のオルセーもOKだったのですよ。それなのに美術館は絶対駄目って思い込みでした。
館内案内

「後が詰まっているのだから、早回りコースだよ!」って、お互いに戒めあっていたのに、素晴らしい本物の前では足が止ってしまう。特に 「サモトラケのニケ」の前では動けない。圧倒的な魅力と迫力に2人とも動けない。

「ミロのビーナス」の前でも同じ。東京に来た時に見ていたから二度目のご対面なのに、 あの時のような人ごみではないのでユックリ見られたのでなお更動けない!
ニケ ミロのビーナス
気が付けばもう12時。

「イルミネーションツァー」の集合は19:15リボリ街。20:00発

ベルサイユまで行って帰ってくるのだから、急がないと!

硝子のピラミッドに別れを告げて、カルーゼル凱旋門からロワイヤル橋を渡り、セーヌの左岸をオルセー美術館に沿って歩く。ミュゼ・ オルセー駅からERE・C5線に乗ってベルサイユへ行く予定。

オルセー美術館の前のクレープリーでフロマージュのガレットを買ってホカホカのを抱えて駅内へ。列車の旅の途中で食べちゃうつもり。

あーン、美術館のカフェは?美術館での優雅なティタイムは?
ベルサイユ全景画

切符を買ってホームに上がったけれど目的の「ベルサイユ・リブ・ゴーシェ」駅へ行くC5線と「シャン・ド・マルス・トゥール・エッフェル駅」 で別れて「ポントワース」へ行くC1線とがあるはずなのに、その表示がどこにも見当たらなくて、入ってきた列車にも行く先の表示がなくて、 聞きたくてもホームには私たち2人しか居ない。改札に戻って聞いてみようとしたけれど、今度はその改札にも誰も居ない。仕方が無いので 「とりあえず次の列車に乗って、違う方へ行ったら戻って乗りなおししてみる?」「やってみよう!」

ホームへ戻るエスカレーターに乗ったらどこからわいてきたのか中学生くらいの金髪の少年が3人、「オゥ・ジャパニーズ?」 と先にいた私に話しかけてきて「ウィ」と思わず答えたら、下に居た彼女に他の少年が地図を広げて突き出したの。 そしてその下からもう一人が彼女のショルダーに手を突っ込もうとしたのね。

私は全然気が付かなくて、彼女の「何すんのよー、このドロボー!」という大声に、彼らもだけれど私もびっくり仰天!

かれらは蜘蛛の子を散らすように?エスカレーターを転げ落ちるように消えました。

「国鉄」は悪いとは聞いていましたが、 この日は帰りの駅でも小学生ぐらいの可愛い坊やがこれは何の手管も無くて堂々と彼女のショルダーのジッパーを空けようとして彼女に一喝されて逃げていきました。

日本の小さなオバサンは手を出し易い?金持ちじゃないジャパニーズも多いのにね。それにしても2度も狙われた彼女の方がやっぱり? お金持ちに見えたのかなぁ?

次に来た列車にも表示はなくて乗ってみたら、案の定?セーヌ川を渡ってしまったので次の駅で乗り換えて戻り、再挑戦。今度は正解。 駅の名をしっかり確かめながら、醒めかけたクレープとこれも途中で仕入れた焼き栗で昼食。

でもこの回り道、良かったですよ!エッフェル塔を直ぐ間近で見られるわ、セーヌ川を渡る時の景色はいいわ、お得な?光景堪能でした。 川の横手には白鳥の小径も見えましたし・・・。観光本には「犬の・・・だらけ」と書かれていたけれど上から見るととてもきれいでした。

回り道をして貴重な時間を食ってしまったけれど、無事ヴェルサイユ・リブ・ゴーシェ駅到着。

駅前の道を少し右へ歩いてパリ大通りを直角に折れると、目の前に現れたのがヴェルサイユ宮殿。

これをこうして見ちゃうと四谷の迎賓館が「あんな模造品みたいじゃなければいいのに!」と思えてしまう。

「本願寺の大屋根・書院・欄間・螺鈿・漆・・・日本を見せ付けて欲しいよねぇ。」

ここもカルト・ミュゼで難なく入場。門を入りルイ14世の騎馬像の横を通って団体入り口から。

夜のツァー前に夕食も済ませなくてはならないし、5時過ぎにはここを出なくてはと確認しあって・・・「あーもう三時間しかないよー!」
鏡の間へ

まずは、お目当ての鏡の間。
鏡の間
大きなアーチ型の窓、ゆがんで見える厚い硝子、それに向き合う鏡の壁、クリスタルシャンデリアの列々に大燭台の列々、彫像の群れに天井画、 広いと言うよりは長~い豪華絢爛。

ここに蓄積されたものが余りに違うという感じ。 1682年に完成するまでに欧州であまた築き上げられてきた城々の屍の上に聳え立つ究極の宮殿。

この部屋での1919年のベルサイユ条約の調印式の時は、もうルブランはルパンを書き始めていたはずだ。「813」ではアルザス・ ロレーヌの取戻しを企んでいて、ルパンはカイゼルに会っている。ルパンが自在に利用した新聞が書きたて (堀口さんの訳による新聞記事の部分は格調高く面白かったなぁ。)、ルブランもきっとベルサイユ条約の事を何かに書いているに違いない。 「ルパンはそう遠い人ではないんだ・・・」という気分に付き纏われながら部屋部屋を逍遥した。
王室礼拝堂 ナポレオンの戴冠

戦争の間、平和の間!そう思えばなんとこれらの部屋が象徴的に迫ってくることか。ルパンは政治音痴じゃないんだもの。

傭兵に身を投じたルパンになんとロマンを感じたことか!私の少女期のほんの欠片をここで拾った?

日本のように直ぐ灰になることなど無い遺産の積み重ねの上になお重ねられた富の感じ!
戦争の間 ベルサイユ庭園

窓からは遥か遠くまで整えられた広大な庭園が見晴るかせる。

手前の庭は花々と過去1400もを数えたと言われる(現在は600とも?いずれにしても私たちには数え上げる時間も無い)噴水、 200体とも言う彫像とで、人の手を尽くして作り上げられたものだ。

それらが運河に導かれて精緻に人工的に作られた広大な田園に韜晦されてゆく。

王妃の寝室、控えの間と、通り抜けていく。

マリー・アントワネットの時代に復元してあるそうだが・・・本当に王妃はこの部屋で眠れたのだろうか?

トランバスに乗って40分足らず庭園を巡る。王室礼拝堂・トリアノン・プチトリアノン、垣間見るだけの旅。

残念我慢の繰り返しだが、それでも自分たちでここまでたどり着いた満足感はある。けれど、つぶさにこれらや田舎家・ 愛の神殿などを見ていたら、ポンパドゥール夫人やマリー・アントワネットに導かれて歴史に中に別のトリップをしていたかもしれない。 何時か又そんな機会がありますように!
トラン 庭園入場券

この広大な建物と庭園を見ていると出てくるのは「!」ばかりだものね。

西の庭園に入るにはカルトでは駄目で別料金3ユーロ払った。

花壇を抜け、ラトゥヌの泉水を眺め、アポロンの泉水の脇を通って運河の端まで。

一休みにベンチに座ったら、何とカバンの中をガサゴソしていた彼女、せんべいを取り出して「おやつだよー」。

ベルサイユの庭で「せんべいをバリバリやりたくて?」わざわざ持ってきたんだと!

おもむろにせんべいを取り出したときの彼女の笑っちゃう顔、その自慢げな得意げな表情にエビアンで乾杯!

だから笑いながらバリバリかじり、その証拠写真を取り合っていたら、隣のベンチの少女二人も笑って見ていた。

「本当に変な日本人!」

帰り道、教会から花嫁さんが出てきたので、写真を撮っていたら、信号で止ったお兄さんが「俺を撮っているのかい?」 とばかりにポーズを決めて、ウィンクして、投げキッスしてきました。

又二人で大笑い!

帰りは運良く急行に乗れて、リボリ街のパリビジョンに45分の余裕を残してぴったり予定通り着。
パリビジョンイルミネーションツァー

近くのカフェで軽めの夕食、オムレツとオニオンスープとショコラ(うーん、おフランスって感じ?)を取る時間は十分ありました。

さぁ、では夜のパリを思いっきり楽しみましょう!

英語ガイドツァーながらこの「パリのライトアップを見て、エッフェル塔からパリの夜景を見て、夜のセーヌ川クルーズをするツァー」 は安全にパリの夜を満喫できる願ってもないツァー。受付を済ませ、バスを探し、バスの2Fの一番前の席に滑り込み「ヤッター!」

「日本人を一人も見ないと外国って感じ?」なんて御満悦。

間もなく出発。最高の場所から見るパリのイルミネーションは美しくて、光る川面も、ルーブルからオルセーを左に見てのコンコルド広場も、 シャンゼリゼー、凱旋門、橋を渡ってアンバリット(光り輝いていましたねー)も、昼とはがらりと違った印象が満足感を掻き立てる。 金色のエッフェル塔下で下車。
輝くエッフェル塔 エッフェル塔入場券

英語のガイドは全く分からなくても見ることは出来るし、停まれば降りる。

ガイドについてぞろぞろエッフェル塔の真下へ。そこで二枚の切符、エッフェル塔のとセーヌ・クルーズのとを渡され、 ガイドは早口でエッフェル塔の一つの足元を指してまくし立てると走ってバスに戻って行きました。

「?、分かった?」

「ン、何言ったんだろうね?」

「バスで見た人についていけば大丈夫だよ。」無責任極まりない私です。

「あのロシア人夫婦!」「あのアメリカ人家族!」・・・では、遅れずに出発。

ああ、しかし、ニ方向からもみくちゃになってエレベーターに殺到する人の群れ。しかも又そこで2台に振り分けられて・ ・・

「こんなに混んでいると思った?」

「ノン!こんなに混んでよく倒れないよ。」

最初の展望台では見えていた二組も、次の上の展望台では見失い・・・だって、それはそれはきれいな夜景!
シャイヨー宮は輝いて・・・「シャイヨー宮って形!」なんて臆面も無く叫んじゃうし、アンバリットはキンキラキンだし、 セーヌの橋々は浮かび上がっているし、シテ島にはノートルダム聖堂がきっちりくっきりきらめいているし、凱旋門からの放射状の光も美しい!

あれ見ろ!これ見ろ!と、叫びあっているうち時間はどんどん過ぎて・・・降りて、ガイドが指差していた足元に行っても誰も居ない。

暫し待てども誰も来ず。・・・そこでやっと気が付きました。

「ねぇ、クルーズの券貰っているよね?この橋の向こうはセーヌ川だし、確か乗り場が・・・」「そうだ、行ってみよう!」

暗い道をセーヌに降りればやっぱりそこはバトー・パリジャンの乗り場。
バトーパリジャン乗船券

丁度停まっていた船に切符を出して「サバ?」と聞けば「乗れ!」と返る。

「ほらね?」と乗り込んだはいいが。見知った顔は無し。

まぁ、こうなったらこうなったで楽しみましょうと言うことで、間もなく出航した船の特等席?に座り込みました。10:45発。

乗ってしまえば私たちのこと、リブ・ゴーシェ、リブ・ドロワットと「あれは何!」「これは何!」「キャーあれあれ!」と、 そこそこかしましくシテ島を右に見て、サン・ルイ島の下でUターン、逆さに帰り道。
シテ島夜景
エッフェル塔の袂に帰り着いて船を下りれば、前は観光バスの溜まり場。

しかし私たちのバスはさすがに?もう居なくて、「これが当たり前だよ。日本のバスは親切でさ、いつも探して待ってくれるの、 待たされて頭にくることあるじゃん?」

それじゃ置いてきぼりの私たちどうやって帰りましょう?

「地下鉄6号でベルシーまで、14号に乗り換えて・・・」と決めて、ビル・ アケム駅の方に歩き出したらエッフェル塔の周りは道路道幅いっぱいにローラースケーターの渦。

老人から子供まで、様々な年齢層の人々、赤ちゃんを肩車した父親、肩を抱き合う恋人たち、ふざけあう少年の群れ、 笑いさざめく女の子のグループ、手をつなぐ年配のカップル・・・。

「何だこれは!」と、呆然と見守っていると次から次と途切れることなくユックリと流れてくる。やっと、横切って地下に降りて、「ドウ・ビエ」 。窓口の黒人女性は「ノン・時間外・自販機で買え(多分)」。その自販機がまた長蛇の列。

諦めてタクシーで行こうとタクシー乗り場へ行くとタクシーが人待ち顔。

乗り込んで「ソフィテル・ベッシ、シルブプレ」と私。

ところがさっきの旅で私の語学力?に見切りをつけた彼女、手帳を出して、差し出そうとしたら。陽気な顔の運転手さん、 「発音がいいから直ぐ分かったよ。見なくても大丈夫だ!」って英語。

ガッツポーズの私ですが、ホテルまでのセーヌ沿いの帰り道の美しかったこと!

あっという間にホテル到着が惜しいくらい。

それにしても今日は何という楽しい一日だったことでしょう。

笑い話?失敗談?いずれにしても美味しい!一日。

ハラハラドキドキワクワクをいっぱい詰めこんだ一日。

大笑い・大満足の二人がベッドに倒れこんだのはもう翌日2:30になっていました!

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